物語「ゆきはる」

ゆきはるにはいつも紐がぶら下がっていた。教会の庭。
ゆきはるは
白くて小さくわたしの机の上ではねたうさぎ。
笑うときには紐をひっぱり
こころとかかれたまるい紙のブローチを落とすゆきはる。
手をふむ。
きょうは紐の先にある赤い髪が抜けた。
空気とゆう空気が上にいきたがって。

窓のそとには雪。巨大な
うさぎが。母親かな。

息がくるしい。見てると紐がゆらゆらゆれる。くるしい。コーラ飲みたくなる。コーラ売りになろうよゆきはる。残った白い毛をコーラで染めよ。

またね。


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